飛べ!サルバドール

文化放送

2015年9月18日

吉田照美 飛べ!サルバドール 第645回 9月18日

【飛べサルトピックス】&【ギリギリオピニオン 言わせてサルバトラー】

サルバトラーは、イラン代表サヘル・ローズさん。

「ミス・ワールド2015 世界大会」の日本代表選考会に司会で参加しました。

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<今日のオピニオン>

テーマ「イランでも報じられている"安保法案"について」。

日本の防衛対策の変更ともいえる安保法案。イランでは、必要だという解説と国民の反対意見の両方が報道されているそうです。サヘルさんは「世界の紛争を目の当たりにしているのに今これを可決するのはどうだろうか」と疑問を投げかけ、多くの国民が納得していない現状から未来の子どもたちを考えた国づくりをしてほしいと語りました。

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ひとこと:国民

 

【サルのアトリエ】

今日のゲストは、一般社団法人「エリア・イノベーション・アライアンス」代表理事の木下斉さんです。

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まちおこし業界の風雲児と呼ばれている木下さん、高校在学中から早稲田商店会の活動に参加し、まちづくりのノウハウを身に着けています。

そんな木下さんが考える「地方創生」のヒントとは!?

まちを一つの会社に見立てて経営する

地域活性化は利益を出すことが鉄則。国からの補助金で様々なことを行うのはいいが、利益を無視した対策は後日負担が大きくなり破綻を招いてしまうとのこと。

また、まちづくりという大きなプロジェクトは責任の所在が曖昧になりやすいため、失敗したら誰が悪いのか明確にすることが大切なんだそうです。

「社会の常識はまちづくりの非常識」という言葉がとても印象的で、地方は国の援助に依存するのではなく、自分たちのお金でやりくりできる事業を行うことが地方消滅を防ぐ鍵になると語ってくださいました。

【お知らせ】

木下斉さんの著書「稼ぐまちが地方を変える―誰も言わなかった10の鉄則」は、好評発売中です。

 

【サルバドール知恵袋:奈良巧 先取りの匠】

神出鬼没の雑誌記者・奈良巧さんがこれから流行りそうなものをご紹介。

今回紹介してくれたのは「会話禁止カフェ」

人一倍うるさい奈良さんが筆談で取材を申し込んだお店が、高円寺にある「アール座読書館」。

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お店の入り口にはこんなことが書いてあります。

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「静寂を楽しむ」がコンセプトのため、水槽の水が流れる音や虫の声、時計の鐘など江戸川乱歩のドラマの中のような雰囲気。

飲み物はたっぷりとポットで来たり、本棚の本も充実など、長時間ゆっくりとできる工夫もされています。一人でしっとりと過ごしたい方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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【飛び出せ!子ザル】

金曜の子ザルは太田アナ。

お邪魔しているのは、照美さんゆかりの地・新小岩にある「島村運輸倉庫株式会社」です。なんと協会けんぽ東京支部に加入している企業ということで、こちらの会社で行っている健康づくりについてお話を伺いました。お話を伺うのは、社長の嶋村文男さんです。

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こちらの会社では、年1回の健康診断とインフルエンザ予防接種はもちろんのこと、

各部署に体重計を設置し、毎朝測ることを義務付けています。

毎日計測することで社員の意識が変わり、食べ物など生活習慣に気を付けるようになるんだとか。まずは測って自身を"知る"ことから始めてみてはいかがでしょうか。

 

【飛べサル名曲商店街】

今回は、初登場・おにぎり屋さんを舞台にしたコント。一流アーティストの新米時代、つまりデビュー曲をお届けします。お送りした曲は、Mr.Childrenで「君がいた夏」でした。

 

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